Tre-Shareについて

私たちTre-Share(トレシェア)は「地域の宝物をあなたに」というテーマのもと、各地域の中高生が中心となって私たち東京の大学生と地元の宝物を見つける活動をしています。 

 

現在の日本では、都会への人口集中、地方の過疎化が進行しています地元を離れ上京する学生が増加する一方で、地元に残る若者は少ない、ということがその原因の1つです。では、どうして若者が地元を離れていくのか。 

「自分の住んでいる地域には何もない。」 

私たちはこう推測します。

私たちは現在東京の大学に通っていますが、地方出身のメンバーも多くいます。彼女たちが地元を離れた理由もこうしたものでした。 

 

しかし、本当に「何もない」のでしょうか。

普段当たり前に目にしている光景だからこそ、それが「宝物」だということに気づいていないだけではないかと私たちは考えました。きっと全国にはそこにしかない魅力がたくさんあるはずです。 

「そうだとしたら、中高生たちが地元を離れる前に地元の魅力に気づいてほしいそうすれば地元に残るという選択肢が彼らの中に生まれるかもしれない。 

こうしてTreShareの活動は始まりました。 

 

この活動を通して中高生たちが地元の魅力を再発見し、もっと自分の住む地域に関心を持ってほしい。そして、もし上京したとしても、また地元に戻るという選択肢を持ってもらいたい。地域活性化に興味を持ってくれる人が一人でも増えて欲しい。  

そんな思いを胸に、現在も活動を続けています。  

 

将来的にはこうした活動全国に広げ、多くの地域が活性化してくれるといいなと思っています。この活動は都会への人口集中や地方の過疎化といった社会問題への私たちなりの取り組みであるからです。 

【燕中等生と大学生による地域の宝物発掘フィールドワーク】 

2019年度は、新潟県立燕中等教育学校生徒と大学生とで、地域の宝物探しを行いました。一緒に宝物探しをする上で大事にしたのが『SDGsの視点から、地域の魅力を探る』ということです。 

高校生がなんとなく知っていた地元の産業。この産業を大学生が持つ新たな視点SDGsという枠組みとらえることで、多くの魅力を秘めていることを再発見できました。宝物探しをした後には、自分たちの発見した宝物や、活動の中で気づいた地域の課題について地元の企業様や燕中等教育学校の校長先生に向けて発表しました。実際に参加した学生に話をきくと『自分の住む地域にこんなにすごい物があるなんて知らなかった』『自分の住む地域が大好きになり、違う地域の人に自慢したい』などと答えてくれ、とても嬉しい気持ちになりました。 

 

【大学生だけで行うことになった】

こうして活動を続けていく中で 
『中高生たちの活動の成果をもっと多くの人に知ってもらうことはできないか。』 

そう思うようになりました。 

んな矢先、なんとPARCOさんが協力してくださることになりました。PARCO運営するBOOSTERというクラウドファンディングサイトで中高生たちが発見した宝物を出品させていただけることになったのです。 

PARCOといえば若者文化を発信する全国的にも有名な商業施設。そのPARCOが運営するクラウドファンディングサイトに商品を掲載させていただけるとなれば、全国の皆さんに「宝物」をお届けできます。やる気満々でその準備に取りかかった私たち。しかし、大きな困難に直面します。そう、新型コロナウイルスの拡大です。燕三条に訪問するどころか、学校にも通えない状況が続きました。思うように活動ができないながらも、 

『このチャンスを無駄にするわけにはいかない』 

そんな思いでどうにかして活動を続けることができないか模索しました。そして、苦渋の決断ではありましたが、今回は大学生だけでクラウドファンディングの準備を進めることになりました。 

 
私たちが見つけた宝物をどうぞご覧ください!
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【”毎日使いたくなる軽さ”を追求した”世界一軽い”鋳物ホーロー鍋『UNILLOY』】
【ステンレス×折り紙!?プロダクトデザイン賞を受賞した包丁『ORIGAMI』】