新潟市出身の福田さんにインタビュー
新潟市で生まれ育った福田さんは、大学進学で上京するまで地元に対して目を向けることはなかったそうです。
いま、当時を振り返ると「地元には何もない」と感じていたと思うと話してくれました。
何処に行っても同じ人にしか会わないことがつまらない。もっと広い視野で、自分にしか見えない世界を見てみたい。そう思い、慶應義塾大学に進学したそうです。
そんな福田さんだからこそ感じる様々な魅力について語っていただきました。
「なぜMGNETで働こうと思ったのか」
慶應義塾大学在学中に、地方での起業家支援事業を立ち上げる中で、マグネットの社長である武田と出会いました。当時、起業を目指していたのですが、武田と共に自分の夢を叶えたいという思いから大学卒業後にマグネットに入社しました。
現在マグネットでは、燕三条地域のコーディネート事業、企業ブランディング事業、製品コーディネートを担当しています。また、2020年にはマグネットの製造コーディネート部門を社内企業化し、株式会社クラウドクラフトの代表取締役に就任しました。
「なぜ燕三条で働こうと思ったのか」
新潟に戻ってきたのは、10歳の時に他界した父の影響でした。父は新潟でまちづくりに携わっており、よく「まちづくりは人づくりだ」と言っていたのを覚えています。
そんな父の志を継げる人になりたい。地域に暮らす人がキラキラ輝けるような、暮らしていて楽しいと思えるようなまちづくりをしたい。そう思っていたため、新潟という地域は戻ってきたい場所でした。しかし、そのなかで燕三条を選んだ決め手は、武田さんと一緒に働きたいという気持ちでした。
ものづくりのまちである燕三条で働いてみて、自分たちが普段使っているものがどのように生まれ、どのように流通しているのか、そういった社会の仕組みを見ることができ、それが面白いと感じています。
「地方で働くからこその魅力」
まず、地域と都会では働く楽しさが違います。
都会には社会を動かすという面で、ビルを建てる、国の仕事をするなど、大きな仕事が沢山あります。しかし、そこで自分が関わることができるのは部分的です。
地方で働くことの魅力は、自分が関わる範囲がとても広いということ。
特にマグネットでは、プロジェクトの立ち上げから完成まで全て自分たちの力で行うので、大きな責任とやりがいがあります。
そういった意味で、自分の力で何かを進めていく、大きなことに興味がある人はやりがいを感じると思います。
「マグネットの活動像」
現在、様々な企業のブランディング・新規事業開発を担当していますが、その際に心がけるようにしてるのは、その企業の社員になったつもりで、やりとりしている社員さん以上にその企業のことを考えること。
そうやって関われる企業がどんどん増えていくのはとても楽しく思います。
いまは関われるメンバーが少ないため関われる企業も少ないですが、メンバーが増えて関われる人を増やしていけば、地域としてもより良い環境をつくっていけるのではないかと思っています。
これからも引き続き、色々な企業のお手伝いをしたいです。
マグネットは、
